組電池におけるバスバーとは?タブリードとの違い

組電池におけるバスバーとは?タブリードとの違い

 

リチウムイオン電池などの電池を直列接続や並列接続し組電池を作製する時にバスバーと呼ばれる金属の部材を使用する場合があります。

 

こちらのページでは、

 

・組電池におけるバスバーとは?

 

・バスバーとタブリードとの違い

 

について解説しています。

 

 

組電池におけるバスバーとは?

 
バスバーとは英語表記でbusbarであり、組電池の構成部材として使用される場合は0.5〜2mm程度のアルミもしくは銅にの板材に穴あけなど適宜加工したもののことを指します。

 

アルミや銅の表面はNiメッキを施されていることが一般的です。

 

例えば、大型の角型電池(容量10Ah程度以上)において直列接続した場合のイメージ図は以下のようになります。

 

 

数個程度をつなげる場合では上記のようにシンプルな形状のバスバー設計となることが多いです。

 

また、上例では端子がおねじであるため、穴あき加工したバスバーの穴に端子のおねじを通し、上からナットで固定することで接続終了となります。

 

他には、端子とバスバーを接続する場合、ねじ締結でなくレーザー溶接により接続する場合もあります。

 

角型電池ではなく、小型の円筒系の電池を接続する場合はパルスのレーザー溶接により、端子とバスバーを数点止めている場合などのケースもあります。

 

端子とバスバーは材質が異なる可能性もあり、また隙間ができやすく腐食しやすい環境下にさらされることから、きちんと塩水噴霧試験やコロードコート試験などの耐食性評価試験により使用年数に耐えられる能力があるかどうかを確認する必要があります。

 

たとえば家庭用蓄電池などの向け組電池においてはおよそ10年間使用できることが基準となるでしょう。

 

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バスバーとタブリードとの違い

 

バスバーは上にて解説してように組電池を作製する際の電池同士をつなぐ金属部材のことでした。

 

似たような電池部材としてタブリードというものがあります。

 

タブリードはラミネート型電池などの端子として使用されることが多い、こちらもアルミや銅の薄い板材のことを指します。

 

ただし、タブリードは主に単電池の構成部材として使用されその厚みが0.2~0.4mm程度とバスバーよりも薄いことが一般的です。

 

まとめますと、バスバーとタブリードの違いは、バスバーは組電池において単電池同士をつなぎその厚みは0.5~2mm程度であるのに対し、タブリードは単電池の構成部材でありその厚みは0.2mm~0.4mm程度とバスバーよりもさらに薄いことである、といえるでしょう。

 

ちなみに、ラミネート型電池同士をつなげる場合はタブリード同士を超音波溶着によりつなげる場合が多く、、その場合はバスバーは必要ないでしょう。

 

ただし、直列接続した場合など最終端の位置を指定されている設計を要求されている場合は、最終端につなげるために若干複雑な形状のバスバーが必要になる場合もあります。

 

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