デマンドレスポンスとは?デマンドレスポンスの種類は?

デマンドレスポンスとは?

 

近年では原発の問題やより環境問題への意識の高まりや電力自由化などから、節電などの電力に関係する情報を頻繁に耳にするようになりましたよね。

 

その中でも代表的な電力関連用語である

 

 

・デマンドレスポンスとは?

 

・デマンドレスポンスの種類は?価格型のデマンドレスポンス

 

・インセンティブ型のデマンドレスポンス

 

 

 

について解説しています。

 

 

デマンドレスポンス(Demand Response)とは?

デマンドレスポンスという言葉は、デマンド:需要や要求、レスポンス:応答や対応を組み合わせた言葉であり、「需要応答」と訳すことが出来ます。

 

電力自由化の流れもあり、日本において日中に今までより多くの電力を消費する可能性が高くなりなりました。

 

そして、日本中の人々がみな日中に集中して電力を使用したとすると、総発電量を使用量が上回り、電力が足りなくなる場合があります。

 

 
そうなったらまずいので、電力会社が仲介業者(アグリゲータ−)に依頼して、仲介業者から家庭や企業に電力使用量の制限を依頼する仕組みを普及させようという取り組みが行われています。

 

 
そして、電力的な用語としてのデマンドレスポンスとは、この電力が足りなくならないように電力消費量を制限するというデマンド(需要)に対して、電力使用量の制限を行うというレスポンス(応答)を行う取り組みのことを指します。
 

 

仲介業者から家庭や企業といった消費者には、単純に呼びかけを行うだけでなく、インセンティブを支払うことで、その電力消費量の低減を図ろうとしています。
(具体的な電力消費量の低減方法は、ネガワットとは?ピークシフトとピークカットで解説しています。)
 
 

 

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デマンドレスポンスの種類は?価格型のデマンドレスポンス


大きく分けて、価格型のデマンドレスポンスとインセンティブ型のデマンドレスポンスに分ける事ができます。
 
どちらにしても、デマンドレスポンスを行った家庭や企業といいった消費者がお得になる仕組みになっています。
 

価時型のデマンドレスポンスは、単純に時間帯によって電気料金を変えるというものです。
 
日中、人々が電気をより使用したい時間帯は電気料金を高くし、夜間など電気をあまり使用しない時間帯には電気料金を安くするというものです。
 
これにより、日中に一般的な節電を始めとしたピークカットや、夜間に電力網から蓄電池に電気をためておき日中は蓄電池から電気を使用するピークシフトなどを行うことで、日中電気の使用を控える消費者が得する仕組みを構築しようとしています。

 

(※近年では家庭用蓄電池には主にリチウムイオン電池を使用している場合が多いです)
 
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インセンティブ型のデマンドレスポンスとは?

 

もう一つのデマンドレスポンスの種類としては、インセンティブ型のデマンドレスポンスがあります。

 

インセンティブとは直訳しますと「動機づけ」のことであり、サラリーマンにおけるボーナスのようなものといえます。

 

電力用語インセンティブ型のデマンドレスポンスのインセンティブとは、電力会社が急な電力使用量の低減要請を行った場合、それに応じた消費者に対して支払われる対価という意味です。

 

つまり、インセンティブ型のデマンドレスポンスとは、電力会社の急な電力使用量の低減要請に対して、消費者がそれに応じ、応じた場合には対価が払われるといった仕組みのことを指します。

 

この対価とは、還元ポイントであったり、電気料金を安くするなど、各サービスが用意されています。

 

価格型のデマンドレスポンスが電気料金を時間帯によって変えるという日常的な取り組みであるのに対して、インセンティブ型のデマンドレスポンスは非日常、急な取り組みであると言えます。

 

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