電池の日ってあるの? 乾電池はなぜ「乾」とつくのか?
こちらのページでは、
・11月11日は電池の日です!
・乾電池はなぜ「乾」という文字がつくのか?
について解説しています。
11月11日は電池の日です!
突然ですが、みなさんは電池の日ってあるのはご存知でしょうか?
実は電池の日というものがあり、それは「11月11日」なのです。
最近ではポッキーの日とも言われていますね。
それでは、なぜ電池の日とも言われているのでしょうか?
11を漢字にしますと「十一」となり、電池の+(プラス)と-(マイナス)極の表記に見えますよね。
そして、この11月11日が電池の日ということは電池工業会により制定されたようです。
電池工業会では、電池に関する様々な規格(例えば電池の安全性評価のための規格など)を定めています。
このように、電池の日というものがあることを知りましたら、是非この機会に電池の便利さに感謝してみましょう(笑)。
同時に、電池は短絡させると危険であることや、きちんと電池を分別して廃棄しているか?など、電池の扱い方について見直してみましょう。
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乾電池はなぜ「乾」という文字が付くのか?
身近な電池の一つに「乾電池」と呼ばれているものがありますよね。
現在市販されている多くの乾電池は、マンガン乾電池かアルカリマンガン乾電池(アルカリ乾電池)であり、これらの電池は一度しか使用できない一次電池に分類されます。
これら「乾電池」はなぜ、頭に「乾」という文字がつくのでしょうか?
「乾電池」の「乾」という文字は、言葉の通り「乾いた」という意味があります。
乾電池が発明される前の電池というと、ボルタ電池やダニエル電池のように、電解質が液体であるものが多く、当時の科学技術では液漏れが多く起こったりと、取扱いが難しいという欠点がありました。
そこで、電解液をゲル化剤で固めて、ゲル、スラリー状にすること、つまり電解質を「乾いた」状態に近くすることで液漏れを抑制した「乾電池」が発明されたのです。
現在では、スマホ向けの電池などには、リチウムイオン電池が使用されていますが、電解質には液体が使用されています。
リチウムイオン電池はエネルギー密度が高いため、高エネルギー密度を要する製品に採用されており、また溶接やシール技術といった科学技術の発達により液漏れも起こりにくくなっています。
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