なぜ交流における実効値は√2で割るのか【実効値がルート2である理由は】

なぜ交流における実効値は√2で割るのか【実効値がルート2である理由は】

 

最近ではスマートハウスやゼロエネルギーハウス(ZEH)といった環境にやさしい(環境負荷が小さい)仕組みが注目されています。

 

スマートハウスは省エネを行いやすい環境が整った住宅のことを指し、ゼロエネルギーハウスは省エネだけでなく畜エネなども組み合わせた、スマートハウスの進化版のような住宅を指します。

 

このようにエネルギーの効率をより良く使用するための住宅が注目される中で、同時にいままで電線を通して電力が運ばれていましたが、この電力網(電力系統)との関係性が徐々に変化しつつあります。

 

そのため、電力系統との関係を適切に理解することは重要であり、中でも直流と交流の電流の変換を行う
という大切な事象があります。

 

そして、この直流と交流を考える上で重要な実効値という用語があります。ここでは、実効値の意味と√2でわることの理由について解説していきます。

 

 

 

というテーマで解説しています。

 

 

潮流(電力潮流)と逆潮流とは?

 

電力の用語における潮流とは、「電力会社(発電所)から変電所を経て私たちが使用する家庭などへ電力と届けるための電力の流れ」と、逆に「太陽光発電や燃料電池などで発電した余剰電力を逆に電力会社に届ける流れ」の両方向の電力の流れのことを指します。

 

海における潮の満ち引きと同じように、電力の流れる方向やその大きさも変化するために単に潮流と読んだり、電力潮流と読んだりします。

 

基本的には、いまは電力会社から私たち家庭に届ける方の流れのほうが多いです。そのため、太陽光発電燃料電池で発電した電力を電力会社にと届ける流れの方向を特別扱いし、逆潮流と呼ぶケースがおおいです。逆潮流とは一般的には売電という言葉で知られています。

 

今後はIoT社会が加速していくなかで、スマートハウスやゼロエネルギーハウスの重要性が増していきます。すると、燃料電池や太陽光発電を通して、発電した余剰電力がうまれやすくなり、逆潮流の流れの割合も大きくあることが予想されます。

 

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逆潮流電力量と余剰電力量の違いは?

 

逆潮流電力量と余剰電力量も似たような用語といえますが若干異なります。

 

余剰電力量は、1日などの長い期間で見た場合の発電量と電力消費量の収支のことを指します
1日経ってみて余っているかどうかを表す量であるともいえます。

 

これに対して、逆潮流電力量とはある微小区間(例えば1分間など)における発電量と電力消費量の収支のことを指します

 

つまり、逆潮流電電力量のトータルが余剰電力量であり、この余剰電力量が売電できる分の電力量(電気量)に相当するといえます。

 

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